第340回モーニングセミナー報告 2012年3月8日(木)

3-8
講話者:(社)倫理研究所 法人局 参事法人アドバイザー 齋藤 隆己 氏
テーマ:「倫理経営」が日本を救う(よくわかる倫理経営)
輪読第5条
(講話内容)
倫理経営が日本を救うには、経営者の確かな倫理観が必要です。
朝起きを続けるだけだと頑固になる人もいます。頑固と素直は紙一重です。「朗らかに安らかにに喜んで進んで」これが加わると朝起きが生きてきます。
これを忘れられたら困ります。確実に実践すると経営者の倫理観が高まります。そして倫理経営が実践できます。
紅屋印刷の今井寅吉さんは家庭円満、身体の健康、事業繁栄を成し遂げた方です。
29年初めて倫理指導を受け、妻の不満を言いました。言う事に口ごたえをすることを何とか直す方法はないかと。
当時はワンマンでした。研究員は奥さんに挨拶してますかと聞きましたら、冗談じゃない、女に向かってそんな事する男はいないと言いました。馬鹿者良く考えなさい。炊事、洗濯、会社の事務・・・あなたの苦労の何十倍もしていると言いました。理屈は分かるが断じて挨拶出来ないとの事でしたが、根負けして挨拶する事を約束しました。
妻の後ろ姿に向かって清水の舞台から飛び降りる覚悟でおはようございますと言いました。しばらくの沈黙後振り返った妻は泣いていました。その瞬間今井の胸にも熱いものがこみ上がってきました。涙を拭って、日課の店の前の道路清掃をしていました。
これできますかと差し出されたのが、松下電気のカタログ印刷の仕事でした。松下電気の出会いが会社を飛躍的に発展させました。奥さんにおはようございますと言いなさいという事があったので、現在の紅屋があるのです。晩年には皆さんに言っていたそうです。
41歳に胃がんになり手術を受け3年の命と言われましたが、88歳まで生きました。37年に業績向上、ビルの新築、47,48年貸倒金が発生し、真剣に倫理指導を受けました。事業が良くなるためには世のため、人のために仕事をやりなさい言われ、倫理を学んで19年目で倫理経営をスタートしました。55年に国税局長賞。納税目標1日納税額100万を実践実行。60年納税額1日300万の目標設定。3年後1日の納税額300万突破。社長70歳の時に代表権を後継者に譲る。
今井さんは金は後からついてきた。正しく生きた人にには必要な物をあたえてくれる。大自然を味方につけた経営が倫理経営です。皆さんは1週間に1回学んで実践するだけです。
70歳で引退して、無償で相談役、倫理の相談役をしました。松下産業の社長も会社はお客さんの物だとおっしゃっていたそうです。掃除を徹底し、油を使う輪転機をピカピカに磨いたそうです。生涯手抜きがありません。倫理実践の体験には例外はありません誰がやっても倫理実践の答えは同じです。倫理の実践は1流大学の経済学部以上の学びがあります。
朝起きをする。不幸は朝寝坊から始まる。わがままは朝寝から始まります。目が覚めたらさっと置きましょう。
気づくとすぐする。気づいたときが絶好のチャンスです。そのコツは気がついたときに喜んでサッとすることです。
夫婦愛和の生活。女性は全てを生み出す力を持っている。和やかな家庭を築くのも女性特有。立派な仕事を生み出すのも女性だそうです。
夫婦が正しい生活の在り方を学び仲良く喜んで働くこと。
税金は喜んで払う人の事業は発展する。これは今井さんがやってみせました。